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数字物語

suuji.exblog.jp

作詞家、川村真澄による、日記、写真、詞のブログです。

カテゴリ:詞( 8 )

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久々に詞を紹介。
これも鈴木祥子ちゃんです。

「ムーンダンスダイナーで」というタイトルです。
これは、もう20年ぐらい前ですけど、丁度この時期、ニューヨークに行っていて・・・。

ニューヨークって寒いんですね〜。たぶん、北海道ぐらいの緯度にあると思うんですけど、なんつうか、乾燥が厳しいというか・・・、とにかく寒いというより、痛い、という感じ。
私なんか、歩いていて、なんか、顔の横に異物感があるな〜、何か付いてるのかな〜、なんて、さわってみたら、耳だった・・・・・、というくらい、耳が異物に感じるぐらい、寒いんですよ〜・・・、たぶん、北海道とかとは違う寒さじゃないかな〜。

で、ここからダウンタウン、というあたりに、トライベッカという地域があって、そこをうろうろしていて見つけたのが、ムーンダンスダイナー。
実在の食堂です。
最近、閉店になるとか・・・・、あのミュージカル「RENT」のキャストがバイトしていたとか、ドラマ「フレンズ」にも登場したとか・・・・。

その年にニューヨークに行って、一番記憶に残っているのが、2コーラス目の頭にある・・・・
〜ゴミ箱のツリーに積もる  この冬最初の雪〜
というシーンなんです。

クリスマスの前になると、ダウンタウンの舗道上で・・・・・、あの〜、ちょうど、年末になると、日本でも、駅前に屋台がでて、お正月の飾りを売っていたりするじゃないですか〜、あんなふうに、ダウンタウンの路上でツリーを売っているんですよ〜。

でね〜、クリスマスっちゅうのは、やっぱり欧米では大イベントじゃないですか〜。
まるで、映画の「恋におちて」みたいに、ショッピングバッグをかかえた人達で、いっぱいになるわけですよ。みんな、テンパっていて・・・。

ところが、クリスマスを過ぎると、街は急にいつもの状態に戻るんですね・・・、このギャップがすごい。

で、あんなにお祝い気分満載だったのに・・・、その象徴のはずのツリーが、道ばたの大きなゴミ箱に、あまりにツレない感じで、捨ててあったりするわけですよ。

で、ちょうど、私が行っていた時、クリスマス直後に大寒波が来て・・・・。
その、ゴミ箱に捨ててあったツリーに、その冬最初の雪が積もっているのを見て・・・・。

これぞ、「いと、おかし」の精神だな〜、と。

誰だってホワイトクリスマスを望むわけで・・・・、なのに、そのクリスマスが過ぎ、お役御免になって、朽ち果てようとしているツリーに、その、みんなが望んだ雪が積もる・・・・・。

いとおかし・・・・・だな〜・・・・・、なんて思ったわけです・・・・、で、これを書いた・・・・と。

実はその時の滞在は非常に苦痛で・・・・、何故かはわからないのですが・・・・。
早く帰りたいと・・・・、毎晩のようにスーツケースに荷物を詰め込み、また出し、を繰り返しておりました・・・。
が、年を越して、しばらくすると、昭和天皇が崩御されて・・・・。
NYにいながら、CNNとかで、日本の歴史、のような特集番組をずっと見たりして・・・・・。

で、帰りたくて、帰りたくて、東京に帰って来たら・・・・・・。

東京タワーのライティングが変わっていて・・・・。
それまでは、タワーの輪郭に電球が付いているみたいな、ふちどりのような感じだったのですが、その年から、全体を浮き立たせるようなライティング(今のアレです)になっていて・・・・・、色んな意味で、「あ〜、違う街に帰ってきた」みたいな感じがありました。

その〜、輪郭が電球の東京タワーは、地味でしたけど、結構ステキで・・・。
ペンダントヘッドみたいな感じでしたね・・・・・。

今は、色んなところでクリスマスのライティングがあり・・・・。
日比谷公園のイルミネーションとか、すごくきれいで・・・・。

でも・・・・、こんな感じで・・・、ライティングが派手に派手になると・・・・・、
あまのじゃくな私は・・・・・、小さい教会かどこかの、ささやかな灯りが美しいな〜、なんて思ったりします・・・・・。

キリスト教徒ではないですけど・・・・・、メリークリスマス〜。
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by pasionaria | 2007-12-24 23:15 |
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渋谷区の公立小中学校は、数年前から2学期制になってしまい、夏休みを2日早く終わらせ、秋休みというのができました。体育の日を絡めて、5日間休みになります。
この、2学期制になった理由というのが、「ゆとり教育」の一環で、土曜を休みにしたことで、授業数が少なくなり、結果学力が低下した・・・・・、この対処として、2学期制にすることによって、定期試験が減り、始業式、終業式が減り、その減った分で授業数を補う、ということらしいです。
これって、いかにもお役所の考えだよね〜。間違ったなら、間違ったって認めて、改めればいいのに、認めて引き返すことができないのよね〜。だから、こんな力づく、みたいな方法しかとれないの〜。2学期制にするのはいいけど、だったら、9月から新学年にして欲しいわ〜。夏休み明け、すぐに期末テストがあって、夏休みが休みじゃなくなっちゃうし〜。勉強する子は長い休みの間勉強して成績が上がり、ぼよよ〜んな子(うちの子です)は、のんびりしちゃって、しかも休み前に習った事もすっかり忘れちゃって、試験で青くなる・・・・と。これまた、格差ができるわけですわ〜。

ま、それはいいとして、写真は、その秋休み初日に息子と行った、東急本店の立田野、私はクリーム白玉あんみつ、息子は葛餅、でございます〜。

たまには詞のことを考えようか、なんて思ったりして・・・・。
阿久悠さんが亡くなられて、テレビ番組で在りし日インタビューをうけていたものを見まして。わりと最近のものだと思うのですが、阿久さんが、「最近の詞は、"私"ばかりで"あなた"がいない」とおっしゃってました。
最近はやる歌の詞を聞いて、なんか、日記みたいな詞が多いな、と私、思っていましたので、阿久さんがおっしゃることも、そういうことじゃないかな、と思ったわけで。
日記っていうのは、自分に対して書くものだから、"あなた"の描写はあまりないですからね〜。

ついこの間まで、「めざましテレビ」のテーマになっていた、アンジェラ・アキの「Again」という曲が、このいい例で・・・・、別に批判しているわけではないのですよ、これが現状なのです、そしてそれが受け入れられているということは、私も考えなければならない、ということで、思うのです。
この曲、冒頭で、恋人が別れの言葉を言うんです。
で、その後の展開が・・・・・。
とにかく、願いを叶えたい、と。あなたと恋したい、と。もう一度二人で向き合いたい、と。
泣いたり笑ったりする私を見て、と。あなたの後ろじゃなく、すぐそばにいたい、と。連呼するのですよ〜。
この女性の主張だけを聞くと、まぁ、ポジティブな人だな〜と、それでいいんですけど。
そもそも、彼は別れたいと、いうことでしょ〜。
なのに、「私は、もう一度あなたと恋したいのよ〜」と、叫び続けられちゃう。
もし、私がこの歌の女性の友達だったら、「ちょい待て、彼はあなたのそういうところがイヤで別れたがっているのではないの?もう少し彼の気持ちも考えたら」と言うでしょう。
でも〜、今や、それではダメなの・・・・・・か。とにかく、ポジティブにポジティブに、やらないより、やって後悔した方がイイ、ってことなのか・・・・・。

でも〜、もっと問題なのは・・・・・・、そもそも、私みたいに、歌詞をこんなふうに読んで、解釈している人なんて、いないのかも・・・・ということ。

今や、着メロとか、PCでダウンロードとか、歌詞なしで聞く、というのが多いですからね〜。誰もそこまで聞いてないのかな〜・・・・、なんてさ〜。

昨日、テレビで、あるアイドルグループのプロデューサーが、「最近は詞が大事」みたいなことを言ってたけど・・・・・・、「お前が言うなっ」と、心の中で毒づいたのですけど・・・・、歌の世界も、教育庁のように、引き返すことはできないのかな〜、このままでいいのかな〜、なんて思う今日この頃なのでした、ハイ。

たまには、まじめに・・・・・考えた、ってことで。
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by pasionaria | 2007-10-08 08:41 |
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これは、祥子ちゃんに書いた、「Circle Game」という詞です。
最終稿は、「一時間もマニキュアを〜」の下りが、「一時間もトランプを並べ続けてる」になっていますが・・・・・・、私は、一時間マニキュアを塗り続ける"女"の方がいいかな〜、と今でもちょっと思っています・・・・・。
人に何かを期待する、ってことに無力感をおぼえ始めた女性が、いつもの繰り返しで、関係を絶つのではなく、では、自分から何かを注ぎ続けることができるかな、この人に、と気づき始めたところの歌です。
「ぬいぐるみの様に あなたを抱きしめたくなる」
が気に入ってます〜。

よくアメリカ映画を見ていると、カップルになる条件が、いわずもがなで、「すべてを打ち明ける」みたいな、なんでも話す、みたいな感じなのが多いですよね〜。
こういうのを目の当たりにすると、「私はアメリカ人とは結婚できないな〜」って思います。
ベストセラーになった、「バカの壁」 これ読んで、もっともだ、うんそのとおり、と思っちゃうし〜。
「話せば分かる」って、幻想じゃないかな〜。
「すべてを打ち明ける」という行為が、理解し合うためではなく、自分をどれだけさらけ出せるか、ということが目的なのだとしたら、それはちょっと宗教観すら感じますけど、たぶん、そこまで深くはないでしょうしね。
誰かに何かを期待することはあっても、他者の考えや行動を変えることはたぶんできない。
自分で気づいて、変わってくれることを期待するしかないんですよね〜。
待つ、というのは、実に愛がないと出来ない事ですね〜。
っちゅうのは、息子がなかなか朝起きられないの、これ、自分から起きなくちゃって思わないと、いくら起こしてもダメ・・・・・毎日、試練です〜。

前回、外反母趾の治療院の事を書いていて、思い出したんですけど・・・。
私、うまれつき、足の中指(この名称でいいのか・・・・)が曲がってるんですね。
産まれた時、母は、「指が4本しかない」とアセったそうで、曲がっていたので見えなかったんですけどね。

で、治療院で足のマッサージをしてもらったら、先生が、「ほら、変な歩き方するから、指がこんなに曲がっちゃってるでしょ!!」って・・・・。
私の生まれつき曲がってる指を、一生懸命、ギュウギュウって伸ばすんですよ〜。
「あっ、これは生まれつき曲がってるんです」って言いたいんだけど、痛いのと、なんか、一生懸命伸ばしてる先生を見ると、言えなくて・・・・・・。
治療院には数回通ったのですが、毎回、毎回、「ほら、変な歩き方するから、指がこんなに曲がっちゃってるでしょ!!」って・・・・。
ギュウギュウって、痛いのなんの・・・・・・。
でも言えないし・・・・・・我慢してたんです〜。

大した事ではないのに、直せないまま、言えないままのことって、結構ありますよね〜。
それは、自分から気づくというのは、絶対期待できないんだな〜・・・・・。
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by pasionaria | 2007-07-11 11:40 |
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これは、J WALKのボーカルの中村耕一さんのソロアルバムに書いた詞です。
タイトルは「こわれもの」

今はあまり流行らないのかもしれないですが、私は、情景描写だけで、心情を語る、みたいな詞が好きです。行間を読むとか、言葉の後ろにあるものを感じる、とか。想像力ですかね〜。

先日、子供の学校で、授業参観があり、ちょうど娘のクラスが、国語の授業をやっていたので、見学しました。
先生は娘の担任で、とても人気のある方。話も面白く、子供達も集中していていい授業だったのですが・・・・。

松尾芭蕉の奥の細道をやっていまして・・・・。
芭蕉の旅も終わろうとしていた頃の句をいくつか。
その中で、私がちょっとひっかかったものが・・・・・。

「あかあかと 日はつれなくも 秋の風」という句なんですけど〜。

これは、金沢あたりで詠んだものだそうで・・・・。
先生が説明してくれたものによると・・・・。
「あかあかとしている日」というのは、残暑の太陽で、お日様はまだぎらぎらしているけど、風はもう秋だなぁ・・・・・、みたいな。

私は思った。それは、状況を説明しているだけで、心情までは解釈してないのでは、と。
ここでキーになるのは、「つれなくも」という言葉では・・・・。
「あかあか」というのは、ぎらぎら、情熱的な印象。でも、「つれない」という言葉は、「冷淡」とか、「よそよそしい」という意味ではないですか。この対照的な単語を組み合わせたことによって、意味は何倍にもふくらみます。
おまけに「日」が「つれない」と、「日」を擬人化しているところも注目。
ここで私は思うのです。はたして、芭蕉は早く秋になって欲しかったのか、それともまだまだ夏を惜しんでいたのか・・・・・。
そこで、読者は、この句を追体験するわけですよね〜。自分だったら・・・・・って。そういう含みがあるんですよね〜。
私だったら、残暑は大嫌いだから・・・・。
「おい、太陽、そんなに無慈悲にぎらぎら照りつけているけれど、ほら、もう風は秋だぞ、私は秋生まれで、海だって、人気のない秋の海の方が好きだし、涼しい方がおしゃれできるし、早いとこ、退散したらどうなの?」
って感じ・・・・。

ただ、これが芭蕉の旅の終わり頃の句だということも、考えると、もっとセンチメンタルな解釈になってもいいのかもしれないですね〜。

な〜んて思いながら、参観したんですけど、思い起こせば、自分が中学生だったら、そんなことぐだぐだ言われても、きっと分からないだろうな〜・・・・って。
先生の説明は、ちょうどいいあんばいなのかも〜・・・・・。

ぜんぜん関係ないんですけど、以前書いた、「わたしが証明なの!!」っていうCM。(化粧品会社の女社長が"人生は一度きりなの"とか"死ぬまできれいでいたいの"とか、自分は美しいのよ、と宣言するCM)
息子が見ていて、何気なくぼそっと・・・。
「自慢するなっ」
って突っ込んでたのを目撃。
ん〜、親子だなぁ〜・・・・と思いました。
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by pasionaria | 2007-05-12 09:48 |
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これは、渡辺美里さんに書いた、「Song of the Asking」という詞。数年前にリリースされた、「ソレイユ」というアルバムに何曲か書かせていただきました。
深夜のニュース番組のエンディングに流れそうな内容に、という打ち合わせで、こんな感じになりました。
真実っていうのは、色々な面があるわけですけど、今のマスコミの報道って、その真実をゼロのレベルで絶えず報じるのではなく、まず、プラス面をガーンと出して、それが続いた後、マイナス面をちろっと出す・・・みたいな・・・。東国原知事なんて、そうですよね、最初すごい偉業、みたいに報じて、後で女性スキャンダルを出す、みたいな。その手法は分かっていても、やはり、食いついてしまう、私たち・・・。

大好きな映画、マトリックスの中で、モーフィアスが捕えられ、エイジェントスミスと向かい合う場面があります。
スミスはマトリックスの成り立ちを話し始めます。
元々マトリックスは、マトリックス内の世界を、人間にとって、理想郷となるようにプログラムしたそうで、ところが、これが失敗で、人間達は滅んでしまったそうです。つまり、「不幸や苦しみがないと、現実だと思えない種」なのだそうで・・・・・。これって、深いな〜・・・・と。
確かに〜、遊んでばかりいて、楽しくて、美味しいものばっかり食べたい時に食べて、人との衝突もなくて〜、なんて毎日だったら、ちょっとおかしくなっちゃうかも・・・・。

悲しみとか恐怖とかを感じるのって、脳の中心部にある扁桃体というところだそうで。(ん?正確には違いますね、感じるというより、察知するという感じなのかな〜)
もともと生き物の一番根本的な感情って、「恐怖」だそうで・・・エドガー・アラン・ポーも言ってますけど・・・。危険なことに対して、恐怖という感情がないと、生きていけないからだそうで。
ただ、扁桃体で感情が生まれる訳ではなく、「危険→避ける」がまずあり、恐怖は、別に大脳皮質で生まれるそうです。「怖いから逃げる」ではなく、「逃げる」そして「怖い」なんですって。なんか、うまく言えないな〜・・・・これも「進化しすぎた脳」の受け売りです。
で、扁桃体を取ってしまうとどうなるかというと・・・・、恐怖がなくなるので、欲望のままに行動するんですって。猫なんか、オスメスかまわず、性欲むき出しになるんですって。

で、またまたマトリックスの話に戻りますけど・・・。
エイジェントスミスはこう続けます。
〜君らの分類をしていて、君らがほ乳類ではないということに気がついた。
この星のほ乳類は本能的に周囲の環境と均衡を保っている。
だが、人類は違う。
一度繁殖を始めると、資源を使い切るまでやめない。
生き残る為には、繁殖場所を広げるしかない。
君たちに似た有機体がこの星に存在する、何だと思う?
ウィルスだよ。
人間は地球にはびこるガンなんだ。〜

ひゃ〜〜〜・・・・・おっしゃる通りでございますぅ〜・・・・・。
扁桃体で感情が生まれるわけではないけれど、理性というものは恐怖から生まれるのかも知れません。そして、それが一番多様、複雑になっているのは人類だと思うんですけどね〜。
集団になると、扁桃体がうまく働かず、欲望のままに・・・・・・なのかも知れないですね〜。
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by pasionaria | 2007-03-28 09:50 |
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これも、鈴木祥子さんです。楽曲になった時は、「電波塔」というタイトルになりましたけど、詞を提出したときは「数字物語」でした。このタイトル、すごく気に入っていて、このようにボツになった後も、何度か違うアーティスト用にタイトルとして提出したのですが、ことごとくボツ。なかなか嫁に行けない、かわいい娘みたいな感じで、私としては、大事にしたくて、このブログのタイトルにつけたわけです。誰もボツにしないし。

先日、塾帰りの子供達と下北沢でラーメンを食べながら、娘に、「数学、何やってるの?」と聞くと、「円周角」とのこと。円周率なら知ってるけど、円周角って? ちょっと前までやっていた、「連立方程式」や「一次関数」は、私もなんとか思い出しながら、解いたりできるようになりましたが、やっばり考え方が数学的ではないため、答えはあっていても、途中がダメだったようです・・・・。
で、円周角って? と聞くと、円の中にある三角形で、円周角は中心角の半分なのよ、と。娘も人に説明できるほど把握していないので、とにかく、円周角は中心角の半分、を繰り返すので・・・。
「わかった、それは、牛角と牛鉄(お手頃値段の焼き肉屋です)みたいなものだね」と言うと、少し考えて・・・。
「ん〜、円周角が牛角だとすると、中心角は叙々宛だね」と。
なるほど〜。中心角は円周角の倍なわけだ〜。

日本語にも他の国の言葉にも、必ず、一人称、二人称、三人称とあります(一人称しか主語をもたない部族もいるって読んだことがありますけど)が、これに違和感を感じるんですね〜。
私を「1」と考え、あなたを「2」と考えるのが、すごく客観的な気がして。
私は「ゼロ」ではないかと思うんですね。だからあなたが「1」、三人称はなくて、「ゼロ」の自分に対して、他者はすべて「1」だと。
だから、どこまで行っても、誰に会っても、ゼロと1。これ、デジタルでしょ・・・・。

ま、そんなのはどうでもいいんですけど、数字や言葉やお金っていうのは、道具や手段であって、決して目的ではないと思うんですね。だから〜、
ちょっと前、「お金儲けっていけないことですか?」なんて言ってた人がいましたけど、私は「お金が儲かる」のはいいけど、「お金を儲ける」のは、いけないことだと思いますね。

いずれにしても、数字も言葉もお金も、道具である以上、使い方を間違えると、とんでもないことになったりしますものね〜。

長くなっちゃいましたけど、
私に言えるのは、「やっぱり、牛角より叙々宛の方が、高いけど、美味しいや」ってことだけなんですわ。
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by pasionaria | 2007-02-12 09:47 |
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これも鈴木祥子さん。「風の扉」というアルバムに入ってます。
「帰らぬ人を許すしかない」とか、「用心深くしたはずの恋」とかっていう内容なんですけど、そんなのが多いな〜。
これは歌唱力があって、アーティスティックなシンガーようにしか書けませんけど、あまり、歌詞にはなりそうもない言葉を、効果的に使うのが、私は好きです。
例えば、ユーミンの「カンナ八号線」に出てくる、「中央分離帯」とか、それまでは絶対に歌の中には出て来なかった言葉ですよね。
私が使った中では、「埋め立て地」とか「中古車センター」とか。
この曲では、「ストライキ」ですね〜。
「ストライキ」っていうのは、英語の「strike」から来てるそうで。なぜ「ストライク」ではなく「ストライキ」なのかは分かりません。brick-ブリック-がブリキ、cake-ケイク-がケーキ、になったのと同じかな〜。
Bon Joviの「Living on a Prayer」では、「Union's been on strike」というフレーズが出て来ますが、日本の歌では、たぶんないだろうな〜。
私が学生だった頃は、ストライキがあると、電車が止まったり、先生が授業をやらなかったりってことがあって、その時期(春闘ですか?)は結構なニュースでしたけど、最近はぜんぜんそういうことないですね。あ〜、一昨年プロ野球でありましたね。
ヨーロッパでは大々的なストライキがあるみたいで、そんな時は、街がシーンと眠ったみたいに、時が止まるのではないかと想像してしまいます。ちょっとせつない。

このあいだ子供達が昨年末のMステイションスペシャルの話をしていて、娘が、「あれ、aikoが歌ったの何だったっけ・・・・・えっと・・・・」。。。。。。。。「あ〜、りんごは赤・・・・・・ごまは黒だ」・・・・・・って、爆笑。
いくら歌には使いそうにない言葉と言ったって、「ごまは黒」は、いくら私でも、絶対書かないだろうな〜。
ちなみに、aikoが歌ったのは、「雲は白リンゴは赤」です。
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by pasionaria | 2007-01-19 09:16 |
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 これは鈴木祥子さん。シングルでした。
宮沢賢治の「蛙のゴム靴」というお話があります。三匹の仲良し蛙たちが、夕暮れ時、雲見に行くという出だしです。この蛙たちは雲を見るのが大変好きで、プクプクとした雲がだんだん崩れてゆき、平べったい「ペネタ形」になると、「永遠の生命を思わせるね」などと話します。
 実際、くっきりとした雲が空にあったりすると、わたしもよく動物とか、似ているものを探して、その形がだんだん変わってゆくのを、「あ〜、ペンギンが〜・・・」なんて遊ぶのが好きです。
 子供達がまだ小さい頃、私たちは世田谷の川のすぐそばに住んでいましたので、夕方になると、「さぁ、夕焼けができてるかどうか、見に行こう」なんて、河原の土手まで歩いて行ったりしました。空って、ドラマチックですよね。
 
この詞の中にこんなフレーズがあります。
     
     寒い朝 あなたを待つバス停で
     見つけた カラタチの実
     あいさつの次に かわす言葉が
     少しでも楽しいことでよかった

 実は、私は「カラタチの実」がどんなものなのか知りません。花も葉っぱも、はっきりこれ、とはわからないんです。だいたい、寒い朝に、カラタチは実をつけているのかどうか・・・・。まったく無責任ですよね〜。でもこの曲には、「カラタチ」という言葉が、すごくあっていたんだと思います。他にも、裏をとらないで、書いてしまったフレーズっていうのは、結構ありますね。でも、だれからもクレームがないので、ま、いいか。
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by pasionaria | 2007-01-09 09:57 |