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数字物語

suuji.exblog.jp

作詞家、川村真澄による、日記、写真、詞のブログです。

言葉に縛られる

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原宿をお散歩中に見つけたお家です。階段がかわいいな〜、と思いましたけど、よく見ると、小石がびっしりで、ちょっと気持ち悪い。なんでも、「びっしり」はキモイです。

あの〜、この時期になると、うちのリビングの窓に、巨乳の影ができます。今度アップしますけど、それを見ると、いつも思い出すのが、テレビで見た、社会言語学の教授の言葉。
「巨乳なんて言葉ができたから、みんな気にするようになったんですよ」と。

NHKで夜やっている、爆笑問題の番組。毎週、大学教授とか、研究している人とかを訪ねて、色々話を聞くんですけど。

ちょうど一年ぐらい前だったかな〜、社会言語学の先生のお話を聞いたのです。
先生曰く、私たちは言葉に縛られている、と。

う〜ん、確かに。

前回の話の「体脂肪率」とかだって・・・・・。

例えば、ただの痩せてる人だって・・・・、「アスリート並みの体脂肪率」とかって言うと、なんだかかっこいいように見えて来たりするわけで・・・・。

流行語大賞に出て来るような言葉以外にも、たくさんの新しい言葉が生まれ、そして私たちはそれに縛られていくわけです。

金融危機とか、格差とか、無差別殺人とか・・・、今の社会って、ものすごく危険で、せちがらいって感じがあって・・・・、だから、言葉もそれにつれて、攻撃的になっているのかな〜、と思うと・・・・・。

この間、お子さんのいる女性が、宇宙飛行士の候補になりましたよね〜、で、あの失言総理と面会した時の事・・・・。

私、びっくりしたんですけど、あの失言総理、こう言ったんですよ〜、テレビに映ってるっていうのに・・・・。
「あんた、子持ちなんだってね」

・・・・・・って・・・・、今時「子持ち」って・・・・・、ないでしょ、それになんて失礼なっ。

私は3メートルぐらいぶっ飛びました。

あの方は、外務大臣時代にアメリカに行って、ライス女史にむかって、「最近きれいになったね」みたいな事を言ったこともあり・・・・・、なんて言うか、こう、血の気がひいちゃうわけで・・・・。

ま、それはいいとして・・・・・。

「子持ち」って言葉、今使わないな〜、って。

そう思うと、昔使ってた言葉って、結構えげつなかったんだな〜、って。

「子持ち」は今なら、「ママさん」かな〜。
「巨乳」とか「貧乳」は、「ボイン」と「ペチャパイ」
「負け組」なんて、きつい言葉に聞こえるけど、昔だったら、「いかずゴケ」
「バツイチ」だってなんかちょっとユーモラスな感じがするけど、昔は「出戻り」
「メタボ」だって・・・・・、「肥満体」よりはマイルドな感じがするし〜。

言葉の暴力とかって言うけど、それだけ私たちって、傷つき易くなっているのかな〜、今や、言葉もすごく気を使ってるんだな〜、なんて思いました。

それにしても、失言は・・・・、まあ、あるとして・・・・、漢字が読めないっていうのは、相当恥ずかしいな〜。
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by pasionaria | 2008-11-30 21:09 | 雑記